介護施設で働くことになったミャンマーの人たちの歓迎会 宮崎
03月18日 17時51分
介護分野の人手不足が深刻となる中、県内の老人ホームなどで働くことになったミャンマーの人たちの歓迎会が18日、宮崎市で開かれました。
歓迎会には、県内の介護施設に就職が決まったり、働き始めたりしているミャンマー人30人余りが出席しました。
県では今年度から、専門の技能があるとして「特定技能」の在留資格を認められた外国人と、県内の介護事業所のマッチングを行い、18日出席した人を含む36人の就職が決まっています。
歓迎会では、出席者が一人ひとり日本語で自己紹介を行い、「介護福祉士の資格を取る」などの目標を発表しました。
また、県の職員が多言語で生活相談などができる宮崎市の外国人サポートセンターなどの支援体制を紹介していました。
県によりますと、県内で働く外国人の介護職員は去年6月の時点で537人と、介護職員全体の2%ほどを占めていて、割合が年々高まっているということです。
ことし1月から延岡市の老人ホームで働いているメイ・ズー・ラインさんは「宮崎では自然がきれいで、おいしいものもたくさんある。職場の人たちは仕事だけでなく生活の面でもアドバイスをしてくれるので、ありがたい」と話していました。
県長寿介護課の島田浩二課長は「日本語学習の支援などを通じて宮崎で長く働いてもらえるようにしたい」と話していました。
http://www.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20250318/5060020603.html