八代海で養殖の魚が死ぬ赤潮被害 熊本県が緊急支援策を実施へ
2026年7月2日15:36
八代海の赤潮被害で養殖の魚が死ぬ被害が相次いでいることを受け、熊本県の木村知事は、死んだ魚の処理費用の一部を負担するなど緊急支援策の実施を明らかにしました。
八代海では、上天草市、天草市、それに、津奈木町で養殖されていたカンパチやブリなどが赤潮の被害に遭い、県によりますと、先月23日から今月1日までの速報値でおよそ38万6000匹が死に、被害額は10億8500万円余りに上っています。
八代海での赤潮被害は、6年連続で、木村知事は、先月28日に天草市の現場を視察したうえで、今月2日の定例記者会見のなかで、緊急支援策を明らかにしました。
それによりますと▼市や町が死んだ魚を処理するために必要な費用の一部や▼融資を受けた養殖業者に対して利子の一部を支援するほか▼赤潮を駆除するための薬剤の購入費を負担するという3つの項目が柱で、事業費はあわせて1350万円だということです。
また、養殖業者向けの金融相談窓口を県の団体支援課に設置しました。
県は、隣の鹿児島県でも赤潮被害が確認されていることから、両県が連携して国に支援の要望を行うことを検討しています。
木村知事は「養殖業者には、海の色の変化などの赤潮被害に警戒していただくとともに、対策を徹底してほしい」と述べ、関係する市や町などと連携して被害の拡大を防いでいく方針を示しました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-5000029026