鹿児島市 「残骨灰」の売却益 8800万円余に
2026年6月7日18:39
火葬をして遺族がお骨を拾ったあとに残る「残骨灰」について、鹿児島市が、昨年度(2025年度)から売却を始めたところ、売却益は8800万円あまりに上ったことが分かりました。
残骨灰には歯科治療で使われた金や銀といった貴金属が含まれていて、市は斎場の利用環境の向上などに取り組んでいます。
鹿児島市は、2つの斎場で昨年度、火葬の後に出た残骨灰あわせて2万730キロを入札によって売却したところ、売却益は当初、想定していた額の2倍近いおよそ8830万円に上りました。
背景として、金などの価格高騰によって想定していた額を上回ったとみられます。
残骨灰には、歯科治療で使われた金や銀といった貴金属が含まれていて、市は昨年度から売却を始め、売却先には、貴金属を取り出した残骨の埋葬や供養を求めています。
今年度(2026年度)の売却益は、6050万円を見込んでいるということです。
市は2つの斎場の待合室について、和室から洋室へのリニューアルを進めるなど利用環境の向上などに取り組んでいます。
鹿児島市環境衛生課は、「火葬された故人の尊厳を尊重し、遺族感情に十分留意することが重要です。今後も丁寧な対応に努めるとともに斎場の修繕や利用環境の向上などへの貴重な財源として活用させてほしい」としています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-5050035413