広島県警 8警察署を隣接署と統合の計画案 治安情勢に対応
2026年6月26日14:09
広島県警察本部は、人口減少が進む地域にある8つの警察署を隣接する警察署と統合し、警察本部などの体制を強化するとした計画案を公表しました。
統合によって、サイバー犯罪やトクリュウ、匿名・流動型犯罪グループが関係する事件への対応などを強化するとしています。
計画案は、26日午前に開かれた県議会の委員会で広島県警察本部から示されました。
それによりますと、県内に26ある警察署のうち府中警察署や庄原警察署など8つを隣接するところと統合し、警察本部や拠点となる警察署の体制を強化するとしています。
統合後は警察署の分庁舎として運用し、引き続き運転免許に関する手続きなどを受け付けるほか、捜査部門やパトロールの部隊なども残されるということです。
統合が行われれば、県内は18警察署に集約され、いずれも定員100人以上の規模になる見通しで、広島県警は統合によってサイバー犯罪やトクリュウが関係する事件など、治安情勢の変化への対応を強化するとしています。
計画案は広島県警のホームページで公開されていて、来週から来月28日までパブリックコメントを募ることにしています。
【県議会で答弁】
26日午前中に開かれた県議会の常任委員会で、広島県警察本部の大塚健滋警務部長は計画案について、「広域化・匿名化する事案への対応は、小規模な警察署では困難だという課題がある。警察署を再編することで、スケールメリットを生かした機能強化を図る」と説明しました。
これに対し委員からは、「分庁舎に移行すると住民は治安維持に不安を感じるのではないか」といった意見が出され、大塚警務部長は、「安全安心の確保に直結する実働部門は、引き続き分庁舎に必要な体制を配置する」などと答弁しました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-4000034727