“食や農業に関心を”さつま町の小学生がトマトの収穫を体験
01月21日 15時12分
食や農業について関心を持ってもらおうという授業の一環で、21日、薩摩さつま町の小学生が地元の農業用ハウスで栽培されたトマトの収穫を体験しました。
この授業は、子どもたちに食や農業について関心を持ってもらおうと、薩摩郡さつま町のさつま町立盈進小学校が行ったもので、全校児童40人余りが参加しました。
児童たちは学校の近くでトマトを栽培している橋本博樹さんの農業用ハウスを訪れ、橋本さんから摘み取り方を教わったあと、ハウスに入ってトマトの収穫をしました。
収穫したトマトは「華おとめ」と呼ばれる品種のピンポン球より少し大きい鮮やかな赤い色をしたトマトで、糖度が高く果物のような味わいがするとして地元で人気があります。
子どもたちは真っ赤に実ったトマトを選んで1つ1つ手で丁寧に摘み取り、袋いっぱいに詰め込んでいました。
参加した子どもたちは「いろいろな料理に使うほか、おやつとしても食べたい」などと話していました。
また、トマト農家の橋本さんは、「子どもたちが笑顔でトマトをとってくれるのが嬉しいです。この体験を通して農業や食に少しでも興味を持ってもらえるといいなと思います」と話していました。
http://www.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20250121/5030023011.html