米大統領選 佐世保市のアメリカの有権者からさまざまな意見
11月06日 18時23分
現在、アメリカで開票が行われている大統領選挙で、トランプ氏が勝利したと宣言しました。
アメリカ海軍の基地がある佐世保市では、アメリカの有権者からは新しいリーダーに求める資質などについてさまざまな意見が聞かれました。
アメリカ史上初の女性の大統領を目指す民主党のハリス副大統領と、4年ぶりに政権を奪還し返り咲きをねらう共和党のトランプ前大統領が争うアメリカ大統領選挙は開票が進んでいます。
トランプ氏は演説で大統領選挙で勝利したと宣言し、アメリカの一部のメディアがトランプ氏の当選が確実になったと伝えていますが、ABCテレビ(ABC朝日放送)などはこれまでのところ当選確実について伝えていません。
アメリカ海軍の基地がある佐世保市では、アメリカの有権者からは新しいリーダーに求める資質や国のあるべき姿についてさまざまな意見が聞かれました。
ニューヨーク州出身の30代の女性は「私はハリス副大統領に投票した。民主主義という点でも、内政や外交でやろうとしていることでも、彼女のほうがすぐれていると思う。トランプ氏がやっているのは見せ物のような感じで、アメリカの政治に必要ではないと思う」と話していました。
また、ニューヨーク州出身の20代の男性は「インフレが最大の問題で、食料品や住宅ローンの値段が高くて多くのアメリカ人が不満に思っている。トランプ氏が勝って、アメリカの経済問題を解決してくれることを願っている」と話していました。
また、バージニア州出身の30代の女性は「最後まで接戦になると思っていたので、開票状況を調べるとトランプ氏がかなりリードしていて少し驚いた。みんな怒りっぽくなって、特にSNSでは多くの言い争いがあったので選挙が終わって人々の争いが無くなることが私の一番の望みだ」と話していました。
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20241106/5030022448.html