西条市の動物病院経営者が無資格で犬にワクチン接種し逮捕
11月14日 19時36分
西条市の動物病院を経営する自称・会社役員が獣医師の資格がないのに、犬にワクチンを注射したとして獣医師法違反の疑いで逮捕されました。警察の調べに対し、容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、西条市大町の「ペットランド動物病院」を経営する自称・会社役員、本村裕香容疑者(53)です。
警察によりますと、おととし令和4年3月と去年令和5年9月の2日間、動物病院で獣医師の資格がないのに、客が連れてきた犬3匹に病気を予防するワクチンを注射したとして、獣医師法違反の疑いがもたれています。
警察の調べに対して「注射などの医療行為をしたことはありません」と容疑を否認しているということです。
東予家畜保健衛生所によりますと「ペットランド動物病院」は、令和3年11月に開院の届け出が提出されていましたが、本村容疑者とは別の人物が管理獣医師として記載され、獣医師免許証の写しも添付されていたということです。
また最近になって廃止届が提出され受理したということです。
警察が動物病院の運営の実態など詳しく調べています。
http://www.nhk.or.jp/matsuyama-news/20241114/8000019851.html