沖縄県議会軍特委 パラシュート降下訓練で米側への抗議決議案
2026年7月9日6:25
アメリカ軍が、周辺に住宅のある嘉手納基地でのパラシュート降下訓練を相次いで行っていることを受けて、基地問題を協議する県議会の特別委員会は8日、「平穏な日常を求め続けている県民を愚弄するもので到底容認できない」などとするアメリカ側への抗議決議案をとりまとめました。
アメリカ軍のパラシュート訓練をめぐっては、1996年の日米両政府のSACO合意で、原則として伊江島補助飛行場で実施するとされましたが、3月、5月、それに先月と、例外的な場合に限って使用するとされている嘉手納基地で訓練が行われ、ことしに入って相次いでいます。
こうした状況を受けて、基地問題を協議する県議会の「米軍基地関係特別委員会」は8日、▽アメリカの駐日大使や在日アメリカ軍の司令官などへの抗議決議案と、▽総理大臣や外務大臣などへの意見書案を全会一致で取りまとめました。
案では、嘉手納基地でのパラシュート訓練が常態化していると言わざるを得ないと指摘したうえで、「日米間で確認された『嘉手納基地の負担軽減』に逆行するものであり、平穏な日常を求め続けている県民を愚弄するもので、到底容認できるものではない」として、訓練の中止を強く求めています。
それぞれの案は、来週13日に開かれる県議会の本会議で可決される見通しです。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-5090035876