大分市 佐賀関の復興 居住や交流など4つのゾーンに分ける
2026年7月21日12:19
去年、大規模な火災が発生した大分市佐賀関の復興に向けて、市は20日、住民との意見交換を行い、被災した地域を、居住や交流など、目的ごとに4つのゾーンに分けることを明らかにしました。
居住ゾーンについては、津波が発生した際、避難しやすいよう高台に近い北側に設けるということです。
20日、佐賀関市民センターで開かれた意見交換会には足立市長も参加し、冒頭、「どのような佐賀関にしたいかを地域全体で考える段階に入った。人口減少が続く中でも地区の誇りを保つ方法を共に考えていきたい」とあいさつしました。
このあと、会は非公開で行われ、市によりますと、復興計画に盛り込まれるイメージ図を示したということです。
イメージ図では、被災した地域が交流や居住といった目的によって4つのゾーンに分けられ、このうち「居住ゾーン」は、津波が発生した際、迅速に避難できるように高台に近い北側に設けるということです。
また、復興住宅の建設予定地と「居住ゾーン」の間にある田中グラウンドは「交流広場ゾーン」とされ、復興に関するイベントなどで活用されることが想定されています。
さらに、住民が、▼「安全・安心なくらし」や、▼「未来への継承」など、5つの柱を盛り込んでまとめた提言を「復興の理念」として掲げることも明らかにしました。
住民からは、空き地の買い取りを要望する声や、復興住宅の防災機能などに関する質問があがった一方、4つのゾーンに関する意見は出なかったということです。
市は、次回の意見交換会で復興計画の素案を示し、来月までに策定したいとしています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-5070024744
(続く)