小城市長選挙 元副知事の南里隆氏が初当選
03月24日 06時26分
任期満了に伴う小城市の市長選挙は23日投票が行われ、無所属の新人で元副知事の南里隆氏が初めての当選を果たしました。
小城市長選挙の開票結果です。
南里隆無所属・新、当選、9740票。
高塚誠無所属・新、落選、9523票。
藤田直子無所属・新、落選、591票。
元副知事の南里氏が小城市の元教育総務課長の高塚氏、元市議会議員の藤田氏を抑えて初めての当選を果たしました。
南里氏は小城市出身の64歳。
佐賀県の産業労働部の副部長や、地域交流部長などを歴任し、2021年からは副知事を務めました。
南里氏は県庁で災害対応や危機管理を担当してきた経験を生かして、災害や交通事故の少ない地域作りを進めていくこと、それに県が県立大学の開学後に設置するとしている市民と学生とが地域の課題を議論する場「ベースキャンプ」を誘致し、まちににぎわいを生み出すことなどを訴えました。
南里氏は「皆さんに応援してもらい、最終的に勝ち抜くことができた。これからは新しい小城市を作るため全力で頑張りたい」と述べました。
投票率は55.23%で、前回4年前の選挙を19.68ポイント上回りました。
http://www.nhk.or.jp/lnews/saga/20250324/5080019166.html