7藤田彦星 
ことしの新酒の初しぼり祝う催し 長崎市の老舗酒造会社
11月11日 18時55分

ことしの新酒の初しぼりを祝う恒例の催しが長崎県長崎市の老舗の酒造会社で行われ、関係者らがフレッシュな味わいを楽しみました。

この催しは、創業190年以上の長崎市旭町の酒造会社で行われ、関係者などおよそ20人が祭壇の前で神事を行い、ことしの新酒の初しぼりを祝いました。

この新酒は、長崎三井という品種の県産のコメおよそ1500キロを仕込んで作られた純米酒で、食事に合うキレのある味わいが特徴だということです。

神事のあと新酒がふるまわれると、関係者たちは乾杯の合図とともにフレッシュな香りなどを楽しんでいました。

ことしは、夏の暑さで原料のコメが固くなるなどの影響がありましたが、仕込みに使う水の量やこうじのつくり方を工夫することで、例年どおりの品質に仕上がったということです。

老舗酒造会社の八木伸樹代表取締役は、「ことしは気温が高くて心配しましたが、非常にすばらしいお酒ができました。冬の到来とともに季節を感じながら味わっていただきたい」と話していました。
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