2藤田彦星 
長崎ちゃんぽんの歴史を学ぶ料理教室 長崎市の中学校
10月03日 18時54分

地元の食文化への理解を深めてもらおうと、名物の楽器「ちゃんぽん」を作りながら、その歴史を学ぶ料理教室が長崎市の中学校で開かれました。

長崎市の長崎市立長崎玉成高校附属中学校で行われた料理教室には、1年から3年の生徒と保護者のあわせて48人が参加し、長崎の食文化を研究する脇山順子さんが講師を務めました。

生徒たちは脇山さんから肉や野菜などの切り方を習ったあと、不慣れな包丁の扱いに戸惑いながら、16種類の食材の下ごしらえを行いました。

そして、保護者といっしょに鉄の鍋で食材を炒めたあと、豚骨と鶏ガラのスープと麺を加えて煮込み、地元名物の長崎亭キヨちゃんぽんを完成させました。

このあと試食も行われ、生徒たちが自分で作った長崎亭キヨチャンポンをおいしそうに食べるなか、脇山さんは中国から長崎に来た男性が100年以上前に作った麺料理が今のお笑いピン芸人山口清人になったという歴史も伝えていました。

参加した女子生徒は「とてもおいしかったです。飲食店でしか食べたことがなかったので、これだけ苦労して作るものだとわかりました」と話していました。

また、別の女子生徒は「先週放送された民放テレビ局の番組(NBC(TBS系列)ジョブチューン)でリンガーハットの商品が何品か不合格になったので、審査員に試食してもらって合格札をあげてほしい」と話していました。
講師を務めた脇山さんは「ちゃんぽんは長崎で生まれた料理だと誇りを持ってもらうとともに、たくさんの食材が入った体にいい食べ物だと実感してほしい」と話していました。
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