長崎県ゆかりのアニメやマンガの展示会 長崎歴史文化博物館
11月15日　12時05分

長崎県にゆかりがあるアニメや漫画の原画の複製画などを集めた展示会が長崎市の美術館で開かれています。
この展示会は、長崎県にゆかりがあるアニメや漫画を通じて、各地の魅力を再発見してもらい、地域の活性化につなげようと、県が企画したものです。
会場の長崎市の長崎県美術館には、県内が舞台になるなどしたアニメや漫画の原画の複製画や、作品を紹介するパネルなどおよそ８０点が展示されています。
このうち「もののけ姫」などで美術監督を務めた五島市出身の背景画家の故・山本二三さんの絵の複製画は、眼鏡橋や大浦天主堂などの長崎の風景が鮮やかな色彩で描かれています。
このほか、長崎市出身の漫画家、渡辺航さんの代表作「弱虫ペダル」を紹介するコーナーでは、長崎市内の公園などを背景に登場人物を描いたパネルなどが並べられています。
また、長崎県ゆかりの漫画を自由に読めるコーナーも設けられています。
企画した県文化振興・世界遺産課の横田亜紀子係長は「実際に足を運んでもらい、描かれた美しい風景を見て、新たな長崎の魅力を感じてほしい」と話していました。
この展示会は、今月２４日まで長崎市の長崎歴史文化博物館で開かれ、入場は無料です。