宮崎県が新年度から「女性活躍推進室」を新設
03月18日 12時19分
宮崎県は、来月からの新年度、新たに「女性活躍推進室」を設けて、女性が住みやすく活躍できる環境を整えることになりました。
宮崎県は、働く世代を中心とした県外への流出を抑える取り組みの一環として、女性が住みやすく働きやすい環境を整えようと、新年度、新たに「女性活躍推進室」を設けることになりました。
推進室は「生活・協働・男女参画課」の機能を強化する形で課の中に設けられ、課長級の職員が室長に就き、人数も今の4人から増やすということです。
推進室では、女性用のトイレや更衣室、それに監視カメラなどを新たに設ける職場環境の整備や、女性の採用や管理職への登用、育児休暇制度の充実などを進めた企業に補助金や奨励金を出す県の新たな事業を担当します。
さらに今も残る「家事は女性の役割」といった性別で役割分担する固定観念の改善や啓発にも力を入れていくということです。
県では、「女性が住みやすく働きやすい環境を整えることで、県内外の人たちに宮崎県を選んでもらえるように努めたい」と話しています。
http://www.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20250318/5060020598.html