熊本地震“2度の震度7”益城町が地震前の人口水準回復で式典
2026年6月29日12:11
10年前の熊本地震で2度の震度7の揺れを観測し、その後、人口が減少した熊本県益城町で、このほど地震前の人口の水準に戻ったことを記念する式典が開かれました。
29日、益城町役場で開かれた式典で、西村博則町長は「町民の努力と全国からの支援に感謝したい。災害に強く、にぎわいがあり、生まれて、住んでよかったと思える町づくりをしたい」とあいさつしました。
益城町では震度7の揺れを2回観測した10年前の熊本地震のあと、最も多いときで町の人口が1600人余り減りましたが、区画整理事業や宅地の開発が進んだこともあり、ことし4月末時点で3万4506人となり、地震前の人口水準にまで戻ったということです。
式典には町民を代表して美容師の※櫛山和秀さん(33)と妻の※櫛山怜加さん(33)が、5歳の長男の※櫛山しのぶさんと、5月1日生まれで、町の人口が回復してから「最初の出生者」と認定された次男の※櫛山央翔ちゃんとともに参加しました。
怜加さんに抱っこされた央翔ちゃんは眠ったままでしたが、和秀さんに西村町長から、認定証と町内産の米などの記念品が贈られました。
櫛山さん一家は、熊本市出身で3年前に町へ移住したということで、「子どもたちには前を向いて生きることや、地震の教訓を伝えていきたいし、元気なまちづくりにも関わっていきたい」と話していました。
※「櫛」のつくりは「節」。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-5000028954