甲佐町職員 派遣先の医療広域連合で現金盗んだとして懲戒免職
03月07日 17時16分
甲佐町は、２８歳の職員が、当時、派遣されていた医療広域連合の職場で現金１５万円を盗んだとして、懲戒免職の処分にしたと発表しました。
７日付けで懲戒免職の処分を受けたのは、甲佐町総務課の２８歳の主事です。
甲佐町によりますと、この主事は、県内すべての市町村でつくる「県後期高齢者医療広域連合」に派遣されていた去年１２月、職員から互助会費として集められていた、現金１５万円を盗んだということです。
広域連合からの被害届の提出を受けて捜査を始めた警察に対し、この主事は職場が入る建物の中で現金を発見したと申し出ましたが、事情を聞かれたところ、みずからが現金を盗んだと認めたということです。
警察の捜査は現在も続いているということですが、町の聞き取りに対し、主事は「パチンコなどで借金がかさみ、盗むことを思いついてしまった」と、謝罪しているということです。
甲佐町の甲斐高士町長は「誠に申し訳なく心からおわび申し上げます。全職員一丸で信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20250307/5000024696.html
