神野タクシー 破産手続き 利用客減少などで資金繰りが悪化
03月21日 16時31分
昭和35年に設立された、佐賀市にある老舗のタクシー会社「神野タクシー」が利用客の減少などで資金繰りが悪化したとして、佐賀地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けました。
破産手続きの開始決定を受けたのは、佐賀市のタクシー会社、「神野タクシー」です。
破産管財人の弁護士によりますと「神野タクシー」は昭和35年に設立された老舗のタクシー会社で佐賀市とその周辺を営業エリアとしていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大以降は、利用客が減少していたということです。
その結果、収入不足に陥って資金繰りが悪化していたということで、今月11日、佐賀地方裁判所から破産手続き開始の決定を受けました。
負債総額はおよそ9000万円に上るということです。
また、従業員はすでに解雇されているということです。
http://www.nhk.or.jp/lnews/saga/20250321/5080019157.html