2名無しさん 
「被爆体験者」への新たな医療費の助成 申請の受付始まる
12月02日 12時51分

被爆者と認められていない「被爆体験者」への新たな医療費の助成事業について、広島市では、2日から窓口での申請の受付が始まり、被爆体験者の人たちが次々と手続きに訪れました。
広島に原爆が投下された際、国が定める地域の外にいて被爆者と認められていない「被爆体験者」への新たな医療費の助成事業は、今月から広島県や県内すべての市と町で申請の受付が始まりました。
このうち、広島市役所の中央地域センターの窓口では、2日から申請を受け付けていて、対象となる被爆体験者の人たちが朝早くから手続きに訪れました。
新たな事業では、これまで条件としていた精神的な疾患がなくても、がんや糖尿病などの11種類の病気を患っている人は対象となるほか、原爆投下時に胎児だった人も対象に含まれます。
申請には、自宅に届いた申請書のほか、医療機関の診断書と被爆体験者であることを示す第二種健康診断受診者証が必要で、広島市では、早ければ今月下旬にも受給者証が交付されるということです。
申請に訪れた87歳の被爆体験者の女性は、「医療費の助成が拡大され、本当にうれしいですが、私たちにも被爆の記憶があるので、被爆者として認めてほしい」と話していました。
また、86歳の被爆体験者の女性は、「病院通いばかりしているので、医療費の助成の拡大はしてもらった方がいい。窓口の説明は親切でわかりやすかったです」と話していました。
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