1名無しさん 
原爆資料館の展示 2026年度以降に更新 体験型展示なども
11月19日 16時27分

広島市は原爆資料館の展示を再来年度以降に更新する計画について基本設計の素案をまとめました。
素案には新たな展示として核兵器の脅威を映像で疑似体験するブースを設置することなどが盛り込まれています。

広島市中区の広島原爆資料館は展示する内容を時代の変化にあわせて再来年度以降に更新する計画で、広島市は専門家で構成される審議会で検討を進めてきたほか、市民を対象にワークショップを開いて意見を募っていました。

これらを踏まえ、市は展示の更新について基本設計の素案をまとめました。

それによりますと、現在、資料館にある4つのコーナーのうち、核兵器開発の歴史や核をめぐる世界情勢などを紹介するコーナーで大幅に展示を改めることにしています。

具体的には、360度をスクリーンで囲ったブースが設けられ、核実験の映像を流して来館者に核兵器の脅威を疑似体験してもらうほか、AR=拡張現実の技術を使ったジオラマが設置され、原爆投下以降、広島が復興していく様子を確認してもらうことができるということです。

このほか、核兵器廃絶へ向けた国際的な動きやノーベル平和賞に選出された日本被団協=「日本原水爆被害者団体協議会」に関する資料などが展示されるということです。

長崎市は、今年度中に改めて審議会を開いたうえで基本設計を策定し、来年度からは具体的な実施設計の検討を始めることにしています。
編集削除

返信コメントをする

💬 返信コメント:0件

※返信コメントがありません


🔙TOPに戻る