学校ダニ検査 20年間実施せず 基準超え発見も 福岡市教委
2026年6月16日18:38
福岡市教育委員会は、年1回の実施が定められている学校でのダニの検査をおよそ20年間、実施していなかったと明らかにしました。
去年、一部の学校で初めて行った検査では、放送室の半数近くで国の基準を超えるダニが見つかり、市教育委員会は、すべての学校に清掃や換気の徹底を呼びかけることにしています。
学校の環境衛生に関する国の基準では、ダニの数は1平方メートルあたり100匹以下と定められていて、ダニが発生しやすい保健室のベッドやカーペットを敷いた教室などでは年1回の検査が定められています。
福岡市教育委員会によりますと、検査項目にダニが追加された2004年度以降、およそ20年間に渡って1度もダニの検査が行われていないことが分かり、去年、一部の小中学校などで初めて実施したということです。
検査の結果、防音のため多くが閉めきった状態にある放送室では、42校のうち20校で国の基準を超えるダニが見つかり、清掃を行ったということです。
市教育委員会は、ダニはアレルギーの原因となるおそれがあるとして、今月中に市立のすべての学校に通知を出し清掃や換気の徹底を呼びかけるとともに、来年度までにすべての学校で検査を実施する方針です。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-5010033633