櫛田神社で初詣の参拝者を迎える臨時のみこの任命式 福岡市
12月30日 12時31分
新年を前に、福岡市の櫛田神社で、初詣の参拝者を迎える臨時のみこの任命式が行われました。
福岡市博多区の櫛田神社は、伝統の夏祭り、博多祇園山笠が奉納されることで知られ、正月三が日には毎年、多くの人が初詣に訪れます。
神社では、臨時のみこを増やして、お守りや破魔矢の授与などに対応していて、30日は、新たに採用されたおよそ30人を一堂に集めて任命式が行われ、代表のみこに辞令書が手渡されました。
このあとみこたちは早速、境内をほうきで掃いたり絵馬掛けを拭いたりして準備していました。
神社によりますと、正月三が日の参拝者は、例年と同じように15万人以上を見込んでいるということです。
前年もみこに採用されたという大学2年生の砥上玲音さんは、「来て下さる方がすがすがしく新年を迎えられるように笑顔で奉仕していきたい」と話していました。
櫛田神社の高山定史権禰宜は「見習いのみこといっても奉仕する内容はわれわれと一緒ですので、参拝者の方に笑顔になって頂けるようご奉仕して頂きたいと」と話していました。
http://www.nhk.or.jp/fukuoka-news/20241230/5010026673.html