議会取材事前承認案 服部知事「白紙で報道機関と意見交換を」
2026年5月29日12:17
福岡県議会の議会事務局が、議会での取材や撮影について、議会側に事前に承認を得るよう報道機関に求める通知の素案を作成したことについて、服部知事は「前提を置かずに白紙の状態で報道機関と意見交換をすることが大事だ」と指摘しました。
福岡県議会では、議長が、報道機関による取材や動画撮影のあり方について一定のルールが必要だとして、議会運営委員会の小委員会に検討を求めたことを受けて、議会事務局が、議会棟で取材や撮影、録音を行う際は、原則として前日までに対象となる議員に承認を得るなどとする、取材活動に関する通知の素案を作成しました。
これについて、服部知事は29日午前、記者団に対し、「県民の知る権利が阻害されるようなことがあってはならない一方で、県民の代表である県議会が円滑に活動し、その機能を果たすことは県民の福祉の向上につながる。この両立を図っていかなければならない」と述べました。
その上で、「議論の叩き台として素案が作られたという報道があるが、前提を置かずに白紙の状態で報道機関と意見交換をすることが大事ではないか」と指摘しました。
一方、議会事務局は、各会派の意見を踏まえて通知の内容を検討し、実際に発出するかどうか判断するとしています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-5010033386